FC琉球「スタジアムスクールDAY」で中学生が環境保全と障がい者就労支援を学び、 珊瑚の苗づくりを体験
2025年11月29日、サンクスラボのパートナーであるプロサッカーチームFC琉球の今季最終戦、ヴァンラーレ八戸戦が開催されました。この試合に先立ち、FC琉球では沖縄市立コザ中学校との共同企画「スタジアムスクールDAY」が初めて実施されました。

私たちサンクスラボと里海珊瑚プロジェクトは、本イベントに出展し、珊瑚の苗づくり体験を通じて、障がいのある方が働きやすいようにする取り組みの大切さと、沖縄の海を守る珊瑚保全活動の必要性を中学生に伝えました。
開催概要
- 開催日:2025年11月29日(土)
- 会場:沖縄県総合運動公園陸上競技場(沖縄市比屋根)
- 対象:沖縄市立コザ中学校の全校生徒
- 主催:FC琉球
- 協力:FC琉球のスポンサー企業12社
★FC琉球「スタジアムスクールDAY」とは
FC琉球と県内小中学校とのコラボ企画で、学校行事として生徒たちにスタジアムに来場してもらい、プロのサッカーを生観戦していただきます。単なる試合観戦にとどまらず、試合前にはスタジアム場外の職業体験ブースにて社会学習を実施。沖縄県ゆかりの企業各社の取り組みや職業について理解を深めてもらい、スタジアムが「学びの場」となるプロジェクトです。
FC琉球のホームページ:11/29(土)「スタジアムスクールDAY」実施レポート!
当社のプログラム
今回のイベントでは、中学生が楽しく学べるよう、以下のプログラムを提供しました。
- 障がいのある方が働きやすいようにする取り組みの紹介
- 沖縄の海を守る「里海珊瑚プロジェクト」の取り組みの紹介
- 珊瑚の苗づくり体験

当日は23名の中学生が参加してくれました。
サンクスラボの社員の解説に耳を傾け、真剣な表情で学ぶ様子が印象的でした。

参加者全員にとって初めての珊瑚苗づくり体験。少し難しさもあったようですが、『とても楽しかった』という声が多く寄せられました。
参加者の声
イベント終了後に実施したアンケートでは、多くの学生が障がい福祉と珊瑚保全の取り組みの意義をより深く理解し、9割以上の参加者が関心度の向上を実感したことがわかりました。
(アンケート実施数:イベントに参加した沖縄市立コザ中学校の中学2年生と3年生 合計23名)
Q.イベントを通して、障がいのある方が働きやすいようにする取り組みの大切さを理解できましたか?

Q.イベントをきっかけに、障がい福祉活動にもっと関心を持ちたいと思いましたか?

Q.イベントを通して、珊瑚を守る大切さを理解できましたか?

Q.イベントをきっかけに、環境を守る活動にもっと関心を持ちたいと思いましたか?

イベントを終えて
サンクスラボの「里海珊瑚プロジェクト」では、これまでにも子ども向けに珊瑚の苗づくり体験を実施してきましたが、今回は初めて中学生を対象としたイベントでした。
正直なところ中学生が興味を持ってもらえるか不安もありましたが、結果として多くの中学生が参加し、積極的に学び、関心を寄せてくれたことをとても嬉しく思います。
参加者の一人からは「サンゴを保護する活動を障がい者の方と一緒にやっているのが興味深かった。障がいの有無に関係なく一緒に働くのっていいなと思った」という感想をいただきました。この言葉は、私たちにとって大きな励みであり、子どもたちの素直でまっすぐな視点から学ぶことの多いイベントとなりました。
サンクスラボは「IT×福祉」をテーマに障がい者の活躍を支援し、2022年から「里海珊瑚プロジェクト」を推進。最新テクノロジーを活用したサンゴの陸上養殖を成功させ、その管理業務を障がいのある方が担う仕組みを構築しています。今後も、地域とともに未来の海を守り、子どもたちが自然や福祉に関心を持ち続けられるよう、積極的に取り組んでまいります。
一緒に取り組んでいただけるパートナーの皆様を募集しております。
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